国内編に引き続き、2007年登場の新コースターです。これまで見たことの無いような、個性的なコースターが目白押し。やはりコースターの大型化は一段落し、個性やバリエーションを競う時代に入ったことが明らかに見て取れます。

■デザートレース / Heide-Park Soltau　（ドイツ）

Length: 650 m
Height: 19 m
Inversions: 0
Speed: 100 kph

エルトロの原型とも言えるインタミンの大型木製コースター「コロッサス」で一躍脚光を浴びたHeide-Park Soltauに新たに登場する、インタミン・アクセラレーターコースター。荒地を低空で疾走するコースレイアウトになっているようです。イメージイラストを見るとライドがオフロードカーのようになっていますが、実際はどうなんでしょうね？

デザートレース　オフィシャルサイト
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■フォーミュラX / Drievliet Family Park　（オランダ）

スピニングコースターなど小型でトリッキーなコースターを得意とするでモーラー・ショーン社の新コースターです。リニアで加速し、二回の宙返りを含むトリッキーなコースを走り抜けます。TV等で話題になった「スカイループ」と似た機構やライド設計になっていることから、ただのコースターとは一味もふた味も違ったものになるんじゃないかと思います。

Drievliet Family Park
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■Furius Baco / PortAventura（スペイン）

Length: 850 m
Inversions: 1
Speed: 135 kph

スペインの絶叫系テーマパーク、PortAventura。一時期ユニバーサルの資本が入ったためUniversal Studios Port Aventuraと呼ばれていたこともありました。ドラゴン・カーンというB&M大型ループコースターが目玉アトラクション。ここにできるのが、以前も何度かお伝えしたインタミンの新型アクセラレーター。ライドが一見、四次元コースターのような形になっていますが、座席は回転しません。しかし、レールの横に張り出した座席のため、開放感があり爽快感は高そう。グライダーのように低空で水上を走るのも魅力的です。Furius Bacoとは、酒の神バッカスのことらしい？

PortAventura
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■インフェルノ / テラ・ミシカ（スペイン）
■Kirnu / Linnanmaki　（フィンランド）

Length: 142 m
Height: 25.4 m
Inversions: 0
Speed: 59.5 kph

ついに登場するインタミンの新四次元コースター「ザックスピン」（通称：ボールコースター）。しかも、いきなり二箇所に登場します。スペックを見る限り、全く同じモデルのようです。アクセラレーターの次は、このザックスピンが世界中を席巻するのか。

テラ・ミシカ
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linnanmaki
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■ミステリーマイン / ドリーウッド　（アメリカ　テネシー）

Length: 552 m
Inversions: 3
Speed: 74 kph
Max Vertical Angle: 95 Degrees

個人的にとても期待しているテーマ性を持ったインドア型コースター。閉鎖された炭鉱でトロッコに乗り込むと、暴走をはじめます。そして、奈落の底へ真ッ逆さま・・・。雰囲気は、タワー・オブ・テラーにも負けていません。

このコースターの正体は、「ユーロ・ファイター」というモデル。まるで戦闘機のようなネーミング。製作は、シュワルツコフの血を引くゲルシュトラウアー社。ラグナシアの「アクアウインド」も同社によるものです。ユーロ・ファイター垂直上昇のリフトに加え、なんと95度という落下角度を持つファーストドロップが特徴。それだけではなく、ハートラインロールや急峻なブーメランターン、そしてトーゴ以外では初となる？ツイストダイブまで持っているという、小型コースターとは思えないその密度は凄いものがあります。ドリーウッドは、秀逸木製コースター「サンダーヘッド」以降、積極的な投資を行っていて目が離せません。テーマ性もはっきりしていて随所にこだわりが見られ、とても楽しそうな、行ってみたいパークのひとつです。

ミステリーマイン　オフィシャルサイト
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まだまだ注目のコースターはありますが、今日はこの辺で・・・。