ドン・キホーテ、六本木の屋上遊戯施設開業を事実上断念
総合ディスカウントストアのドン・キホーテは9日、「ドン・キホーテ六本木店」(東京・港)の屋上に建設中の遊戯施設「ハーフパイプ」について、21日に予定していた開業を取りやめると発表した。騒音や治安悪化を懸念した周辺住民の反対が強く、開業を事実上断念。施設の撤去も検討する。
「ハーフパイプ」はスノーボードなどの「ハーフパイプ競技」を模したU字型の走路を反復走行する遊戯施設。今夏から8階建ての店の屋上に8億円をかけて建設し、ほぼ完成していた。だが周辺住民が「夜中まで人の叫び声が聞こえるのはたまらない」などとして反対運動を展開。同社は「本業と関係ない事業にエネルギーを費やすのは生産的でない」として、開業断念を決めた。
引用元:NIKKEI
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屋上の絶叫マシン撤去へ ドン・キホーテ六本木店
量販店「ドン・キホーテ」は9日までに、東京・六本木店の屋上に建設費8億円をかけ設置、21日から営業予定だった絶叫マシン「ハーフ・パイプ」を、一度も使わないまま撤去する方向で検討を始めた。周辺住民からの苦情が原因で、運営会社と協議した上で最終決定する。
このマシンは、8階建て店舗の屋上に設置した全長52メートルのU字形レールを12人乗りのボードが反復走行。頂点の高さは地上55メートルで、東京タワーや六本木ヒルズの夜景が楽しめると話題になっていた。
国土交通相などから設置の認定書を受けて住民説明会を開催したが、地元の商店街や町会が「騒音が発生し、治安が悪くなる」などと抗議。施行・運営を担当するスイスの遊戯施設メーカー「インタミン」が同意すれば撤去する方針。
引用元:共同通信
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