ふと考えてみた。最高のコースターとは、一体どんなコースターなんだろう?早ければいいのか、高ければいいのか。いや、それだけではない。乗り心地がよいものの方がいいという人もいれば、良すぎても物足りないという人もいる。コースターの評価というのは実に難しい。たとえば、コースターの「肝」ともいえるスリルを感じるポイントは人によって様々だし、あまりにスリルのあるコースターは敬遠する人も多いだろう。これまでどれだけコースターを経験したかにも左右されるだろうし、その日の体調も重要だ。
結局、このようなサイトでコースターを評価する場合、完全な主観評価にならざるを得ない。その頼みの綱である主観評価だって、その日の気分で変わり行く。これらはコースターの評価に限ったことではないが・・・。
とは言っても、なんらかの基準は必要だ。そこで、当サイトではなるべく客観性を保ちつつ、下記3項目にてコースターの評価を行ってみることにした。
●スリル
多くの人がコースターにスリルを感じるであろう高さ、速さ、落下角度、加速度、落下感(マイナスG)などを考慮。ほかにも、振動や不安定感、映像や炎などの演出、意外性も考慮する。これがコースターの命!
- スリル?なんですかそれ?思わず寝てしまいそう。
- スリルはあまり無い。絶叫したい人には物足りないか?
- まあまあのスリル。気持ちよく叫んでストレス解消!苦手な人が乗るにはキビシイ。
- かなりのスリル。あたりには絶叫が響き渡る!苦手な人は見ただけでもNG。
- 究極のスリル。絶叫を極めた達人向け。素人にはお勧めできない!
●爽快感
本当に出来がいいコースターは、乗っていて気持ちがいいもの。速さ、乗り心地のよさ、周辺環境、浮遊感(ゼロG)を考慮する。
- 全く爽快ではない。
- 爽快さにいまいち欠ける。
- まあまあの爽快感。それなりに気持ちよさが味わえる。
- かなりの爽快感。心は晴れ晴れ。気持ちうきうき。
- 究極の爽快感。アルファ波全開。「きもちい〜〜〜!」と叫んでしまおう。
●ダメージ
いいかげんに設計されたコースターはつまらないだけでなく、痛みを感じる。不自然な強すぎる振動、長くかかりすぎるGなど。唯一のマイナス評価項目。
- ダメージは全く無い。すばらしいデキ!
- あまりダメージはない。何度も繰り返し乗れる。
- 若干ダメージがある。体が弱い人は注意!
- かなりのダメージ。痛い。二回目はあまり乗りたくない。
- 最悪!二度と乗るもんか!体を痛めたら訴えてやる!
もちろんコースターの評価はこれだけで決まるわけではない。ロケーション、乗り方などのシステム、テーマ性や装飾などでもコースターの楽しさは変わってくる。その辺りは、個別のレポートでなるべく詳しく紹介するつもりだ。 |