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八木山サイクロン 八木山ベニーランド
■ 概要
スペック
   
オープン: 1988
製造: Arrow Dynamics
モデル: Mine Train
設計:  
建設費:  
長さ: 524 m (700m?)
高さ: 17 m (25m?)
落差:  
宙返り: 0 回
最高速度: (70 km/h?)
落下角度: 55 度
乗車時間: 1:10
最大G:  
参考:RCDB他 
評価
スリル

ファーストドロップ(後部座席限定)のみ、なかなかスリルがある。それ以外は、何も言うべきところは無い。

爽快感

全体的にスピードが遅すぎるし、アップダウンにも乏しい。爽快感は低い。
ダメージ 見るからにレールがいびつで、乗り心地は悪い。いかにもArrow製の旧型コースターといった趣き。
解説

米国Arrow社製の小型コースター。Arrow社のキャメルバックコースターは海外では定番と言えるが、日本では珍しい。その数少ないうちの一つが、この八木山サイクロンだ。国産コースターが多い中、あえて米国製のコースターを導入するというのは、当時このパークにとってかなり冒険だったに違いない。

しかし、コースターとしては、残念ながらあまり評価できるものではない。ファーストドロップを除けばアップダウンはほとんど無く、やたらと乗り心地の悪い歪んだ旋回コースをだらだらと走行する。とにかくアメリカ製らしいおおざっぱな作りが目立ち、スピードが遅いにもかかわらず、振動が激しいのだ。

さらに、せっかくそこそこの高さや長さがあるのに、それをまったく生かせていないレイアウト。設計、製造、コンセプト、どれをとっても評価が難しいコースターだ。

しかし、唯一の白眉となっているのが、ファーストドロップ。落差は小さいにもかかわらず、55度というなかなかの急角度で落下するため、後部座席の味わいは強烈だ。安全バーも貧弱なため、空に飛び出してしまいそうな感覚を味わえる。この部分の迫力は、実は一級品だ。

規模は大きく違うが、同じArrow社製のスペースワールド「タイタン」のファーストドロップの出だしと似たフィーリングを味わえる。


■ レポート (2006/7 乗車)


雨の八木山ベニーランド。仙台から程近い古典的な遊園地だ。


園内はきれいに整備されているが、朝から雨が降り続き、お客はほとんどいない。


最奥地にある、八木山サイクロン乗り場。


このパークでは、一番の絶叫マシンだ。


プラットホーム。好きな席を選べる。
雨で濡れた席をふいてくれる丁寧な係員さんに感謝!


分類としては、 Arrrow製マイントレイン。いかにもそんな感じのライドデザインだ。


座席はタイタンなどのArrow製コースターにそっくり。


巻き上げ。大雨が降っているのに運行を続けるのには驚き!
観覧車がもやで隠れてしまっている。


このコースター最大にして唯一の見所、ファーストドロップ。
最後尾だと、とんでもない加速と放り出され感!これは、すごい!


落差が小さいにもかかわらず、あまりに急角度なファーストドロップだ。
最近のコースターでは考えられない設計。


ドロップ後の旋回コースへ向かう。


大きく傾斜した旋回コースを一週半ほどする。スピードはすでに遅くなっている。


微妙に歪んだコースが続き、乗り心地は悪い。


大きく傾斜しつつ右ターン。スピードが遅いのが残念。


軽く上昇。徐行程度までスピードが低下する。


プラットホームの上を抜ける。


ゆっくりとしたスピードのまま、最後に外周をぐるりと周る。


軽いアップダウンはあるが、スピードは遅く、全く浮かない。


この後、左にゆっくり旋回して終了。


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