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スーパーマン・ジ・エスケープ / Superman the Escape 
シックスフラッグス・マジックマウンテン
■ 概要
スペック
   
タイプ: 往復式コースター
オープン: 1997/3/15
製造: Intamin AG
モデル: Reverse Freefall Coaster
設計:  
建設費: 20億円
長さ: 376.4 m
高さ: 126.5 m
落差: 100 m
宙返り: 0 回
最高速度: 160.9 Km/h
落下角度: 90 度
乗車時間: 0:28
最大G: 4.5 G
参考:RCDB 
評価
スリル

自分は今地上120mにいるんだ、という想像力があればスリル満点なのだが。加速部分はなかなかのスリル。

爽快感 160km/hというスピード。そして頂上での圧倒的な無重力体験は、これまで経験したことのない気持ちよさ。コースが短すぎるのが残念。
ダメージ 乗り心地はスムーズ。Gのかかる部分も少ないため、何度繰り返し乗ってもへっちゃら。ダメージは皆無。
解説

直線コースを急加速しそのまま垂直に急上昇、後ろ向きに垂直落下して戻ってくるという非常にシンプルなコースター。

マジックマウンテンの中心に位置する丘の頂上に設置されており、空に突き刺さるような姿は園内のどこからでも目に入る。設置された当時は、同機種であるドリームワールド「タワー・オブ・テラー」(オーストラリア)と並んで高さ・速さ・落差で世界一を記録(往復型コースター)し、マジックマウンテンの名前を世界に轟かせた。

現在では加速感もそこそこで特筆すべきものではなくなってしまったが、頂上到達直前から落下までの、世界一長いと言われる無重力状態は特筆もの。新しい世界が垣間見れるかも。


■ レポート (2005/5 乗車)


高くそびえるタワー。建物も凝っていて、かなり力を入れたアトラクションだということが判る。


スーパーマン・ジ・エスケープの近く、サムライサミットにはこんな像が・・・。
この辺り一帯、微妙なセンスが漂っている。


支柱の裏側にも、スーパーマンのマーク!

スーパーマン・ジ・エスケープは、マジックマウンテンの中心にある丘の一番奥まったところにある。ここまで来るには長い階段を上りしばらく歩く必要がある上に、案内標識が判りにくいという難点がある。そのためか、辺りは非常に閑散としていてさながらゴーストタウンのようだった。

設置された当初は世界No1コースター(高さ・落差・速さで世界一)として人気No1アトラクションだったスーパーマンも、今では待ち時間はほとんど無し。2レーンあるコースの内、1レーンだけで運転する状態のようだ。

プラットフォームの建物は氷山をイメージした概観になっており、そこに大きなスーパーマンのマークが付いている。ここで記念撮影している人も多く見かけた。氷山の向こうには、天に向かって垂直にそそりたつレールが見える。時折、ジェット機のような轟音とともにライドが上って行くのが見える。何も知らずに見たら、ローラーコースターのレールには見えないだろう。

氷山の中に入ると、二手に分かれるようになっているが、片方のプラットフォームは使われていないらしくふさがれていた。そのまま進める方に歩いていくと、中は洞窟のようになっており、とても暗い。壁にぶつからないよう注意してすすんでいく。このときはオフシーズンの平日だったためか乗客はほとんどおらず、まるで一人で廃墟を探索しているような気分になった。匂いも心なしか廃墟っぽい。待ち行列はかなり長く取ってあり、以前は大人気アトラクションだったことを偲ばせる。時代の移り変わりを感じる。

プラットフォーム直前になって、ようやく他の乗客に会えた。プラットフォームと待ち行列の間にはいくつかの大きな扉があり、完全に仕切られている。これまでの洞窟風な雰囲気から一転、機械的雰囲気になっている。しかし、相変わらず薄暗い。洞窟の中の秘密基地をイメージしているようだ。待ち行列は4つに分かれており、乗車する列を指定できる。加速感を楽しむなら、やはり最前列だろう。時折扉の向こうから、悲鳴と轟音が同時に聞こえてくる。

扉が開くと、目の前には、オープンカー+装甲車のような形をしたライド。通常のコースターのように連結されておらず1台のみだ。しかし、15人乗りということで結構な大きさ。ライドの仕組み上、最前列だけ3人掛けで、それ以外の3列は4人掛けだ。ボンネットがあり、かなり高い位置まで覆われているため、しっかり守られている印象。開放感には乏しいが、何か凄い秘密兵器に乗り込んだような気がして、ワクワクしてくる。これが、時速160km/hで発射されるのだ。


かっとんでいくライド。あまりの轟音に、近くを歩いていると思わず見上げてしまう。


そのままライドは空に向かって急上昇。


タワーの頂上でスーパーマンとご対面!このとき乗客は無重力を体験中。


そして100mの高さを後ろ向きに垂直落下!ライドは来た道を戻っていく。

座席に座ってハーネスを装着し発射を待つ。ハーネスは腰当のみで、上半身はフリー。前方はトンネル状になっており、遠くに外の明かりが見える。ドドンパの発射前に似ている。係員によるチェックと安全確認のアナウンスも終わり、さてこれからカウントダウンが始まるのかな、と待っているとなんと突然の発射!!おいおい、まだ心の準備ができていないぞ。

ライドはすばやくトンネル部分を抜け、青空の下へと飛び出す。ドドンパのような強烈な発射とは異なり、徐々にスピードアップしていく感じだ。加速する部分は結構長く、トンネルを抜けてからもどんどん加速する。背もたれに体が押し付けられる状態が長く続く。レール脇にはコンテナ状の建物のようなものが連なっており、それが凄い速さで後ろへ流れて行くのが判る。風圧が凄い。目を開けているのがやっとだ。バンザイすると、腕が後ろへ飛ばされそう。

しかし、スピード感を感じることができるのはそれくらいで、ボンネットが大きいため前方のレールは見えず、最初から丘の上という高い位置を走っているため、遠くの風景を見てもスピード感は感じられない。

あっという間に前方に聳え立つ垂直のレールが迫ってくる。水平から垂直に移行する曲線部分に入ると、下向きのGがかかり腕が上がらなくなる。レールの上を走る車輪の細かい振動が体に伝わってきて、結構古いマシンなのだということを思い出す。

と、目の前には空に向かって途切れたレールと青空が広がる。まさに垂直に空へ向かって上っていく瞬間だ。周りには空しか見えない。

レールの先端部分に誰かが立っている。あっ、スーパーマンだ!そんな事を考えていると、車体は徐々にスピードダウン。それとともに、強烈な浮遊感が襲ってくる。TV番組で、ジャンボ機を自然落下させて無重力状態を体験するシーンを見たことがあるが、まさにあの状態。体は浮かび上がり、髪の毛は中を舞う。腕には全く重さを感じず、服がふわふわと浮いている。飛び出しそうなマイナスGとは異なり、とにかく気持ちのいい無重力状態だ。

そのままライドはスーパーマンに接近する。といってもギリギリまで近寄るわけではなく、ちょっと先に見える、といった感じだ。そしてライドは地上100数メートルで一瞬静止。今度は背中から地上に向かって落下する。しかし、空しか見えないこの状態では、スピード感はそれほど感じない。ただひたすら無重力状態が続くだけだ。とはいえ、後ろからは強烈な風が吹き上げてくる。目の前のスーパーマンが遠ざかっていく。

すると、今度は下向きに重力が加わる。車体は垂直から水平に戻り、地上へと帰ってくる。そしてすぐにブレーキゾーン。加速に使ったエリアがそのままブレーキゾーンとなるらしく、かなり早い段階から減速が始まる。

トンネルに入り、プラットフォームへ戻ってきて終了となる。


速度と高さだけを見れば、現在でも世界最高のスペックを持つコースター。しかし、乗ってみるとそれをほとんど実感しない。スピード感や加速感は乗客むき出し状態のドドンパには遠く及ばないし、高さも比較できるものが無いため実感がわかない。そこは非常にもったいないと思う。

しかし、頂上での長時間続く無重力体験は、本当にくせになる。待ち時間無しということもあって、連続で乗車してしまった。まるで水中にいるように、体の力が抜けてリラックスできる。これは日本では決して味わえない。フリーフォールほどスリリングでは無いので、垂直落下マシンが苦手な人でも乗れるはず。マジックマウンテンに来たら、一度このリラックスを体験してみては?

それにしても、このマシンの走行音はなぜあれほど目立つのか。「シュゴーーーッ」と園内どこにいても聞こえるほど自己主張の強いマシンだ。おそらくボンネット部分にファンが隠されていて、それが風を切って回転するためジェット機のような音がするんだろう。いっそのこと発電装置も組み込んで、車体全部が強く光るようにしたら、夜は流れ星みたいで面白いだろう。


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