那須ハイにはコースタープラザというコースターばかりを集めたエリアがあるが、F2だけは別のエリアにある。土地の問題なのだろうか?この遊園地は森に囲まれた山の中腹にあり、土地だけはいくらでもあるように思えるのだが。
さてF2だが、ライドは2列になっており、4列のB&M製センバーテッドに比べれば後ろの方の席でもある程度開放感を感じることができる。とはいえ、やはり視界が開ける最前列に乗りたいものだ。後ろとは迫力が全く違う(このときはお盆休みということで大変混みあっており、後ろの方にしか乗車することができなったが・・・)

F2のライド。宇宙飛行士が着ける船外活動用の装備みたいな形だ。
ハーネスは非常に大きく重たい。クッションが着いている分厚みがあり、がっちりと身動きができないよう固定される。この後の激しさが想像される・・・。巻き上げの最中には、右にループ&スクリューのエレメント(コースの一部)が見える。頂上では、なかなかの景色だ。目の前には、山の頂上がそびえ立っている。

巻き上げ中。景色が雄大で気持ちいい。
と、ライドは右に急旋回し、一気に地上を目指して急降下する!前方の席でも、比較的スムーズなスタートだ。足元が無い分、高さが実感され、背筋がスーっとなるような感覚を覚える。そして最高速度に達したまま若干低空飛行を行った後、ライドは空に向かって跳ね上がりループ&スクリューに突入!

右ひねりからのファーストドロップ。
ループ&スクリューとは、その名の通り垂直ループの頂点で横に一回転ひねりが入るという複合技。体にGがかかり、景色が逆さまになる。と、強烈な横向きGと共に目の前の景色が横に一回転。さらにループの後半を降下する。かなり強烈!

まず普通の垂直ループのように宙返りをして・・・・
間髪入れずにスクリュー!

乗っていると、何が起こったのかさっぱり理解できない。
その後、アップダウンを行いながら、敷地の端まで一気に直進。直進とはいえ、アップダウンと細かいカーブを伴っており、スピードも早い部分である事からなかなかの迫力だ。先頭車両だと、途中レールを支えている柱や地面に足がぶつかってしまいそうな感覚が怖い。
次にループ&ターンに突入。これは前半が垂直ループ、後半がひねりというもの。コブラロールというエレメントの前半部分だけを切り取ったようなイメージだ。そしてその直後に横に180度旋回する。ここでもかなりのGがかかる。これらが一連の動きとなっているため、かなり激しく「振られ」る。次から次へと強烈な姿勢の変化が襲ってくるため、息つく暇もない。強烈!の一言だ。
180度旋回の後はほっとする瞬間が訪れる。しかし、その後すぐ最大の山場が襲ってくる。F2の最後を締めるエレメント、2回転スクリューだ。F2で最大(と思われる)横Gを受け横に2回転する。高度が低くスピードに乗っているため、ループ&スクリューの一回転スクリューよりもはるかにハードだ。しかもそのGを2回転する間受け続けるというのは、実際に乗ると見た目以上に「くる」。うわああああっと声が出てしまう。

2回転スクリューは、ピレネーやオロチにも無い荒業。
乗っていると、本当に叫びっぱなし・・・。 目の前の景色がねじれていく。
スクリューを抜けるとまた180度旋回してストレートへ。そしてブレーキがかかって、ゴール。
いやあ、こいつはハードなコースターだ。全体的にこじんまりとしていてはいるが、ループやスクリュー、その複合技などがぎっしりと詰まっており、息つく暇もない。挙動は最新のコースターと比べてかなり荒っぽく、Gのかかり方もとてもハードだ。降りた後は、頭がくらくらする。さらに、微妙なカーブやエレメントに突入するたびに強烈な横振動を受ける。はっきり言って、「イタイ」。そんなところも含めて、スリル度はとても高いと思われる。
反面、せまっ苦しいところを振り回される印象があるため、開放感、スピード感、爽快感には欠けるかな。そんなワケで、全体的には結構玄人好みのハードなコースターと言えるかも。
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