日本を代表するメガコースター。建設当時、落差、早さ、最後部高さでギネス記録に輝き、富士急ハイランドの名を世界に知らしめた。現在ではどれもギネス記録では無くなってしまったが、その素晴らしい走りは未だにコースターファンを引きつけてやまない。
コースは古典的なキャメルバックタイプ。垂直ループなどのエレメントは存在しない。しかし、徹底的にアップダウンを繰り替えす前半、地面ぎりぎりを高速で走り抜け、振り落とされるのでは無いかと思わせるほど強烈な振り回しを味わえる後半と、作り込まれたコース展開が怒濤のように襲ってくる。スペックだけでは魅力を語る事の出来ない、素晴らしいコースターである。
製作は、当時日本のコースターメーカー最大手だったトーゴ。国内ではFUJIYAMAが最後のトーゴ製メガコースターとなった。
|