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エクスペディション・エベレスト ディズニー・アニマル・キングダム
Expedition Everest / Disney's Animal Kingdom 
■ 概要
スペック
   
オープン: 2006/4/7
製造: Vekoma
モデル: Custom Other
設計: Ingenieur Buro Stengel GmbH
建設費: $100,000,000 USD
長さ: 1341.1 m
高さ: 34.1 m
落差: 24.4 m
宙返り: 0 回
最高速度: 80.5 km/h
落下角度:

 

乗車時間:  
最大G:  
参考:RCDB他 
評価
スリル

一箇所だけ大きなドロップがあるほかは、アップダウンは少なくスリルは控えめ。

爽快感

乗り心地はよく全体的にスピード感が維持される。屋外を高速で大きく旋回する部分はなかなか爽快。

ダメージ 不快な振動やGはほとんどない。ただ、ストップ&スタートを繰り返すのは、ちょっと興ざめかも?
解説

ディズニーとしては、もっとも新しいコースタータイプのアトラクション。ヒマラヤ山脈をイメージした建物の中を走り抜ける。

イメージ的には、カリフォルニアのディズニーランドにあるマッターホルン・ボブスレーに似ているが、それに比べると規模はかなり大きい。また、コースの途中でライドがバック走行する演出があるのも珍しい。これまで、ライド系のアトラクションの少なさがネックになっていたアニマルキングダムにとっては、超目玉となる期待のアトラクションで、費用・規模ともに、ここディズニーワールド最大だ。当然、ディズニーによるローラーコースターの中では最大となる。

コースターとしてみると、緩やかな旋回中心のコースレイアウトのために抑揚に乏しい。大きなドロップは、コース中盤の一箇所だけだ。また、いくつかある演出も、全体のテンポを悪くしているように感じる。設定や雰囲気作りは抜群なだけに、もったいないと感じる部分も多い。全体的には決して悪くは無いが、スリルよりなのか、ファミリー向けなのかがあいまいで、イマイチぱっとしないアトラクションになってしまっているようだ。


■ レポート (2006/5 乗車)


さすが新設の目玉アトラクション。周囲は大混雑になっている。


キューラインは、アジアの寺院をイメージしたもの。
安っぽさは全く無く、とってもリアルだ。雰囲気はバッチリ!


キューラインの途中には、博物館がある。
ここには、雪男にやられたと思わしき、登山用具の数々が展示されている。

乗車待ち

パークの端にどーんと聳え立つ山脈のようなモノが、エクスペディション・エベレストだ。2006年現在、ディズニーテーマパークとしては、最大、最新のローラーコースターである。ヒマラヤ山脈をイメージした巨大な建物の内外を駆け巡る。

メーカーはVekoma。Vekoma社は、これ以外のディズニーコースターの多くを手がけているが、ディズニーの意向により公表されていないらしい。

一見、通常の巻き上げ式コースターのようだが、実は途中で停止したり、暗闇の中で突然バック走行をはじめるといった趣向が凝らされたコースターだ。

待ち行列は、チベットの寺院をイメージしたつくりの建物の中を進んでいく。途中には、博物館のような部分があり、謎の野人に襲われた物品の数々や、写真が展示されていたりと、かなりの凝りようだ。さすがディズニー、雰囲気作りはバッチリである。

オープンして間もないアトラクションであり、かなりの行列ができている。この日は最長1時間待ちといったところだった。

ライドは鉄道をイメージしたもの。機関車部分は最後尾に付いており、ビックサンダーマウンテンのように前方の視界が遮られることは無い。ただ、ヘッドレストは少々大きめだ。

腰に安全バーを引き寄せ、スタート!




スタート!軽い巻上げの後、森林地帯を緩やかな速度で走る。
コースターというよりは、トロッコに乗っている感じ。ビックサンダーマウンテンみたい。


そして本巻上げへ。遺跡のような建物をくぐってエベレストの山々を目指す!


この巻き上げの見た目は、何をイメージしているのだろうか?鉄橋にしては急角度すぎるし・・・。


頂上は雪景色。ライドはゆっくりと走り出す。


ゆっくりとしたスピードのままトンネルへ。


トンネルから出ると、レールが途切れている!
なぜか乗客はみな馬鹿笑い。アメリカ人て、よく判らないなぁ。


しばらく停止の後、おもむろにバック走行。ぐんぐんスピードが増す。
カーブ部分ではGがかかる。


また停止。雪男がレールを破壊する影が映し出される。
この後、前進しぐんぐん加速する。

スタート

ライドはスムーズにプラットフォームを離れる。そして、まず山のふもとの草原をゆるやかに旋回する。ノリやすいアメリカ人は、早くも興奮して叫んでいる。軽くテンションが上がったところで巻き上げだ。

巻き上げは、寺院のような建物の中を突き抜けて、ヒマラヤの山頂を目指す。目の前に巨大な山が近づいてくる様はなかなか圧巻だ。左右を見ると、広大なオーランドの森林が広がっている。一瞬、どこの国にいるのか混乱してしまう。さすが最新コースター、巻き上げはスムーズで速い。すぐさま頂上に達する。

頂上は雪景色に彩られている。すぐさまドロップ・・・と思いきや、緩やかなカーブを下り始めた。山岳鉄道は雪山をゆっくりと走り出す。

ところが、少し進むと目の前のレールが壊れている! ライドは破壊されたレールの直前で一旦停止。すると、後ろの方から怪物の鳴き声と、何かを破壊するような音が! 

静止していたライドは、ゆっくりとバック走行を始める。そして、そのままトンネルへ突入!

ライドはどんどん加速していく。そのまま暗闇の中で大きく左にカーブ。Gが強くかかり、その上暗闇ということもあって、なかなかのスピード感だ。それに、暗闇でのバック走行というのも、先が全く読めないスリルを感じる。

少し走ると、洞窟の中の広い空間にやってくる。ここでライドは再度停止。すると、壁に雪男の影が!

大きく叫び声を上げた「それ」は、足元のレールを引きちぎるように破壊する。乗客は、みな面白いほどに興奮している。さすが、アメリカ。皆、ノリが良すぎる!

 




暗闇から突然外に放り出される。


このコースター唯一にして最大のドロップ!
暗から明のコントラストと相まって、なかなか絶叫できる部分。


ドロップしながら左にカーブ、そのまま水平ループへ。
スピード感がなかなか。


そして洞窟へ突入。



外へ飛び出す。


また旋回。こうしてみると、大きな水平ループ中心のコースターだと言える。


また洞窟へ。この後、これまで悪さをしてきた「主」に遭遇することに・・・(写真はなし)。

大ドロップからゴールまで

ライドは、前方に向かって走り始める。先ほどは、暗闇をカーブしながらバックしてきたが、今度は直進だ。目の前には、外の明かりが見える。それが、ぐんぐん近づいてくる。

フラッシュが炊かれ、目の前がホワイトアウトした瞬間、ライドは外に飛び出す。そして、このコースター唯一の大ドロップ!!

エクスペディション・エベレスト最大の見所がここだ。暗闇の走行から、突如青空の下へ飛び出し、一気にドロップする。左にカーブしながらのドロップで、高さもそこそこあり、ぐんぐん加速する。カーブしているためGが強く、迫力を感じる。NEWレオマワールドのビバーチェで体験したファーストドロップにそっくりだ。

ドロップ後、旋回コースに入る。大きめの水平ループ状のコースを勢いをつけて回っていく。スピード感にあふれ、とても気持ちがいい。ここからは、ノンストップでゴールまで突っ走る。

もう一度トンネルに突入し、暗闇の中を走る。トンネルと外を交互に走る部分はビックサンダーマウンテンとテイストが似ているが、大きめの旋回コース中心のレイアウトというのが異なっている。その代わり、ビッグサンダーマウンテンにあるような小刻みなアップダウンがあまり無いため、浮遊感や落下感を楽しむことができない。。

トンネルの中をぐんぐん進む。すると、上の方にこれまでレールを破壊してきた「それ」が現れた!

白い大きな雪男がこちらに向かって威嚇してくる。ライドは、その下を掠めるように走り抜けていく。なんとか振り切ったようだ。

そのまま暗闇の中をしばらく進んで、ブレーキ。ゴールとなる。


演出に力を入れたコースタータイプのアトラクションだ。キューラインで雰囲気を高め、山を眺めつつの巻上げ、そして連続するハプニング・・・と、ディズニーならではの演出を楽しめる。雰囲気から想像するよりもスリルは控えめで、家族連れでも楽しむことができるだろう。

ただ、純粋なコースターとして見ると、バランスの悪い部分も多い。

まず、停止・発進を繰り返すということ。コースターの醍醐味である爽快感が、これで大きく損なわれてしまうのだ。

また、大きなドロップは一箇所のみで、あとは緩やかな旋回を繰り返すだけ、というのも実にもったいない。

演出が凝っているコースターというと、ユニバーサルのリベンジ・オブ・ザ・マミーとの比較も避けられない。結論から言えば、大きく負けている。あちらは、最初から最後まで徹底した演出に埋め尽くされている感じだったが、こちらは数箇所のみ。それも、だいぶシンプルなものだ。炎や音、映像、アニマトロニクスを駆使したマミーには、到底及ばない。

バック走行を取り入れたり、コースレイアウトがリアルタイムに変化する部分などは、これまでに無い斬新なものだ。Vekoma社は、このコースターのためにこれらのシステムを開発したようだが、これをもっと進化させて、さらに面白いコースターができてくるのを望みたい。


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